ヨロカン号で養老公園まで楽々。

養老駅と養老公園を結ぶ無料シャトルカート「ヨロカン号」の運行が、2024年5月からスタートしています。

養老公園は、養老の滝や養老天命反転地、養老ランドなどが集まる養老町屈指の観光スポットですが、養老駅からの交通手段は徒歩か期間限定のシャトルバスに限られ、交通アクセスがハードルとなっていました。そこで、養老町が2022年9月に発足した実証実験プロジェクト「YOROラボ」では、アクセスの向上を目指し、「グリーンスローモビリティ」導入の実証実験を実施。2024年5月から「ヨロカン号」の運用が開始されました！

《ヨロカン号運行ルート》

ヨロカン号は3月中旬～12月中旬の土・日・祝日の10時～16時の間に随時運行しています。

上り線は「養老駅」から養老公園内の「妙見橋」、下り線は養老公園内の「松風橋」から「養老駅」となります。途中下車はできませんのでご注意ください。

《ヨロカン号に乗ってみよう！》

ヨロカン号が発着するのは、大正2年に開業した養老鉄道養老駅。大正8年に改修されたレトロな駅舎の瓦葺きの二層屋根には、和風の鬼瓦と洋風の飾り小窓が施されています。また、ホームには養老町の特産品のひょうたんがずらりとぶら下がっています！

ヨロカン号は随時運行しているため、駅の前にある乗降場所でしばらく待っていると乗車できます。

乗車定員5名（運転手除く）のヨロカン号が駅に到着。早速、乗り込んでみましょう！

養老天命反転地や養老ランドの脇を通り、時速20kmでゆっくりと養老公園内を走行します。電気で稼働しているため、環境にも優しく、乗り心地も快適。春は桜、秋は紅葉など、養老公園の美しい景色が眺められるのもポイントです！車内では養老町や養老公園の紹介動画も放映しています。

そして、10分ほどで上り線の降車場所である「妙見橋」に到着！川の対岸には、境内に伝説の湧水・菊水泉が湧く「養老神社」があります。妙見橋から養老ランドまでは歩いて約10分、養老天命反転地までは約20分。養老の滝へは登山道を通って10分ほどです。

一方、養老公園から養老駅に向かう下り線の乗車場は、養老ランドの西にある「松風橋」。妙見橋からは川沿いを東へ10分ほど歩いた場所にあります。

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公園の自然を身近に感じながら坂道を走る、乗り物自体がアトラクションのようなヨロカン号を活用して、養老観光を快適に楽しんでくださいね！

■ヨロカン号
運行時期：3月中旬～12月中旬の土・日・祝日
運行時間：10時～16時の間で随時運行
料金：無料
運行ルート：【上り】 養老駅〜妙見橋／【下り】 松風橋〜養老駅
※途中下車不可
※事故防止のため、荒天時及び混雑時等は運行制限または運休する場合があります